2006年03月27日

●RSSが動き始めた

RSSという言葉を耳にされた方も多いでしょう。
特にブログを自分で書いていたり、読んでいたりする人には特別な言葉では無くなってきています。

一般的にはブログについているシステムですが、最近はショッピングのシステムにも搭載され始めてきました。

RSSというのは、三つのステップから成り立っています。

1、サイトがRSSフィードというシステムを備えている。
2、インターネットユーザーがRSSリーダーをインストールしている。
3、ユーザーは興味のある、サイトのRSSフィードを登録する。

もう少し詳細に説明させていただくと、ブログに代表されるシステムには、RSSフィードという仕組みが備わっていて、そこをクリックするとなにやらワケのわからない文面の画面が出てきます。
それは無視して、その時ブラウザに表示されるURLをユーザーは自分のRSSリーダーに登録します。
すると、そのサイトが更新されるたびに、新着のタイトルなり、記事なりが自動的に自分のRSSリーダーに表示されるという仕組みです。

言ってみれば、ブラウザの「お気に入り」に新着情報が付随するようなものだと考えていただいて良いでしょう。

この仕組みは、ショップ、ユーザーともに大きなメリットがあります。

ユーザーにしてみれば、いつ登録したのかわからないメルマガと違って自分で選んで登録したサイトの情報だけを見ることができます。
ショップもメルマガを発行する手間が省けます。

現在、利用率はまだまだとはいえ、gooのRSSリーダーは昨年秋ですでに38万件ダウンロードされています。
さらに、次期Windowsのインターネットエクスプローラには標準でRSSリーダーが搭載されますし、最近利用者が急増しているFireFoxにはすでに標準搭載されています。

つまり、ネットユーザーの8割近い人がRSSリーダーを持つことになるわけです。

まだまだ、ブログ専用の感はぬぐえませんが、それでも自社ブログに新商品情報を掲載していけば、登録してくれているユーザーのRSSリーダーにはリアルタイムで新着情報が表示されるわけです。

これは、メルマガに変わる新しい販促ツールとしての可能性を大いに持っているといって良いでしょう。

ちなみに梵天丸のRSSフィードのURLは
http://bontenmaru.net/blog/index.xml
です。

どんなものか、お試しになりたい方はRSSリーダーをインストールされて上記のURLを登録してみてください。

2006年03月24日

●ワンセグって?

最近携帯関連で「ワンセグ」という言葉を耳にしたことのある人も多いでしょう。

では、ワンセでは、ワンセグってそもそもなんでしょう?

現在、私たちが視聴できるテレビ放送には、いくつかの種類があります。もっとも広く普及している「地上アナログ放送」、薄型テレビなどで普及し始めた「地上デジタル放送」、衛星からの信号を受信して視聴する「BS放送」や「CS放送」などがあります。

このうち今後、主流になるこのが地上デジタル放送です。
地上デジタル放送では 1つのチャンネルに割り当てられた周波数を13のセグメント(帯域)に分割して、放送に利用しています。
この13のセグメントの内、実際には12のセグメントを一般家庭向けの放送に利用し、残り1つを移動中の端末向けのテレビ放送として利用します。

テレビチューナーが搭載されたケータイは、今までにも数機種が販売されていますが、ワンセグは、移動中に視聴することを前提に設計され、移動中でも安定した画質で番組を視聴できるという特徴があります。

また現在のアナログ放送を受信できる携帯は、消費電力が大きく、テレビの連続視聴時間が30〜60分程度に制限されています。しかし、ワンセグ放送チューナーは消費電力を低く抑えられるため、ケータイでの連続視聴時間も数時間のレベルまで延ばすことができます。

ワンセグ放送は今年4月1日に正式サービスが開始される予定です。昨年12月にはauから初の対応端末が発売され、NTTドコモからも今春をメドに対応製品が投入される予定です。ケータイ以外にもパソコンや携帯情報端末、携帯用ゲーム機などでも対応製品の販売が計画されており、外出先や移動中にテレビを視聴する利用スタイルが広く普及することが期待されています。

現在は通常の一般家庭向けの放送を受信する前提ですが、この技術が広く応用されてくれば、ショッピングの可能性はさらに高まるでしょう。

2006年03月20日

●Y!ショッピングで売る基本の「キ」その6

モバイルコマースは来る!と昨年から言い続けてきましたが、じょじょにその傾向が出てきました。
携帯電話の人口普及率は75%を超え、現在、モバイル端末を使った取引は4000億円を超えているものと推察されます。
コマース部門の伸び率は特に著しくなっています。
パケット定額制の利用者もauの発表では82%を超え、パケット料金という障壁も無くなってきたといえます。
Yahoo!ショッピングにも、モバイル機能は備わっていますが、この機能ほど「やるべきことをやっている店舗」さんと「やっていない店舗さん」の差が激しい機能もないかもしれません。

ポイント6 モバイルを利用しているか?

ヤフーショッピングのモバイル機能は、全店の自動参加ではなく、任意参加です。
しかし、現時点では参加は無料ですので、現在参加されていない店舗さんは絶対に参加すべきです。
利用料金も現時点では無料です。ユーザー確保の導線として利用しない手はありません。

また、Yahoo!ショッピングのモバイルでは複数画像を表示したりする機能も追加され、Yahoo!自体も力を入れているのが良くわかります。

さて、モバイルをうまく使うポイントを二つあげてみましょう。

1、モバイル用のキャプションを必ず設定する。

いうまでもありませんが、PCとモバイルでは画面の大きさが全く違います。
読める文字数もはるかに少なくなります。
ユーザーが利用しやすいように必ずモバイルのキャプションを設定しましょう。

2、QRコードの活用

皆さんも四角い変な模様のマークを見たことがあると思います。
これがQRコードと呼ばれる三次元コードで、これを携帯で撮影して読み込むだけで、URLへジャンプできます。
この普及がモバイルの利用を一挙に伸ばした要因のひとつです。
モバイルを利用している店舗さんは、大体サイトにこのQRコードを貼っています。
QRコード自体は無料で作成できるサイトが、検索するとたくさん出てきます。
  
QRコード普及によって、紙媒体とインターネットがはじめて本当の意味で連携したといえます。
  
予算に余裕があれば、雑誌などにQRコードをつけた広告を出すのも良いでしょう。
そこまで予算がなくても、名詞、封筒、FAX送信票、その他、会社というものは「外部」に向かって無数の紙を出しているものです。それらにQRコードを印刷したり、作り直すのが大変であれば、QRコードのスタンプを作ってくれる会社もあります。
それらを活用してモバイルでの利用を促進しましょう。

  

2006年03月17日

●Y!ショッピングで売る基本の「キ」その5

ネットショップにとって「回遊率」というのは非常に重要です。
回遊率が高いということは「ショップ内を回りやすい作りができている」「お客様が楽しんでサイトを見ている」ということの証明でもあります。
つまり「売れるサイト作りができている」ということです。

さて、Yahoo!ショッピングで提供されているシステムで、回遊率を高め販促効果を高めるシステムがありますが、きちんと使い切っていない店舗さんがまだまだ多いようです。

ポイント4 販促機能を使う

基本は、「Special-ids」「Rilivant-links」、さらに独特の機能として「関連商品販売」があります。
では、それぞれの機能について簡単に説明してみます。

1.Special-ids

これは、全部のページに表示することが可能な、販促機能なのは皆さんご存知でしょう。
もちろん、特定のページだけ違う商品を表示したり、表示数を変更したりすることも可能です。
これを見るユーザーは、ショップに来てくださったすべてのユーザーですから「元々何を求めてショップに来てくださったか」が特定できません。

あなたのお店が「お菓子」を扱っていて「洋菓子」も「和菓子」も売っていたとします。
Special-idsを見るユーザーがどちらに興味があって来店してくださったのか?
どんなキーワードを叩いて検索して来たのかなどはわかりません。
従って、幅広い層に対してアピールできる商品や店舗の特長を表現できる商品選定などをするのが良いでしょう。

2.Rilivant-Links

これは、ある特定の商品ページに、どの商品をオススメとして表示するか、という機能です。
こちらは、ユーザーが見ているページを特定できるわけですから、その関連商品や色違い、単価アップに繋がるような商品などを選定するのが有効です。
かといって、あまりズラズラと並べると、かえってユーザーにとってはわかりにくいものになります。
店長の気持ちとしては「あれもこれも見せたい」というところですが、商品は十分吟味して掲載するようにしたほうがユーザービリティはあがります。
当然、Special-idsとのバランスも考慮して商品数、商品を決めていく必要があるのは言うまでもありません。

3.関連商品販売

これは、カート内に表示されるオススメ商品で、いわば「最後の販売チャンス」です。
Yahoo!ショッピングでは、ワンクリックで直接カートに商品を追加できるので、ユーザーにとっても便利な仕組みです。
この機能を使っていない店舗さんが非常に多いのは残念です。
この機能もRilivant-Linksと同じく、ユーザーが何の商品を買ったのかが特定できますので、関連商品をプッシュしたり、「ちょっとついでに買ってみようか?」と思わせるような商品を並べたりすることができます。
コンビニやスーパーなどで、レジの前にちょっと置いてある商品、そんなイメージを持ってください。

●Y!ショッピングで売る基本の「キ」その4

さて、今回はモール内のSEO対策についてです。

現在、楽天は「評価順」がデフォルトになっており、比較的上位表示させるための方法が明確です。
一方、Yahoo!ショッピングの場合は「スコア順」がデフォルトになっており、簡単に上位表示させられるものではありません。
Yahoo!は日本で最大のポータルサイトです。
元々ショッピングを主体としてスタートした楽天と違い、メディアであるYahoo!はその検索技術をショッピングモールにも当然生かしています。
特にYSTが稼動してからは、その傾向が顕著になってきています。

ポイント3 商品名と説明文がきちんと記載されているか?

さて、Y!ショッピングの検索表示スコアですが、詳細はちょっとここには記述できません。
が、基本は「ユーザーに評価される良いサイトを作る」ことに尽きます。
Y!にとってみれば、ユーザーが求めている情報と、ショップの商品をできるだけ正確に一致させようとするのは当然のことです。

さて、その中でシステム上注意しなければいけない点があります。

それは、Y!ショッピングの検索エンジンは、「Title(商品名)」と「Caption(説明文)」しか読まないということです。
良く見かける例は、商品ページの「見栄え」を良くするために、「abstruct」や「HeadLine」、また、テンプレートによっては表示される「Additional」という部分に説明文を入れてしまい、肝心の「Caption」の部分にはスペックしか入っていない、というようなケースです。

このような場合、いくら良い「謳い文句」をabstructなどに入れていても、エンジンは読んでくれません。
また、検索結果ページに出てくる概要文も当然Captionの部分から表示しますので、まともな商品説明がまったく表示されないという結果になります。

もちろん購買意欲をそそるような商品ページの作りこみは非常に重要です。
が、「モール内SEO」を最低限意識して商品名や説明文を作っていかないと、検索に非常に不利になります。

Y!ショッピングの場合、Y!ショッピングで売る基本の「キ」その1でも記載したように店舗のブランディングが難しいため、検索対策が非常に重要になります。

・正確な商品名をつける。メーカー名、型番などある場合はそれらも正確に表記する。商品名以外の文言は可能
な限り入れない(正確に言えば商品名の部分に販促的な文言を入れるのはレギュレーションで禁止されています)
・必要かつ十分な説明文をテキストで記載する。

このふたつは必ず守りましょう。

2006年03月16日

●Y!ショッピングで売る基本の「キ」その3

さて、今回は二つ目のポイント、ユーザービリティについてです。
もちろん、モールですからレギュレーションが定められており、そのレギュレーションや、Y!ショッピングのシステムにのっとって制作をおこなう前提となります。

ポイント2 グローバルナビゲーションの作りは使いやすいか?

本来のグローバルナビゲーションとは少々ズレる部分もありますが、ヘッダー、サイドナビ、フッターについて触れてみたいと思います。

上記3点は、すべてのページに表示される部分であり、ストアの基本をなすものです。
と、同時にそれぞれに関連性がありますので、デザインや内容を決める場合は、上記の3点セットをまとめて考えて、実際の制作段階で「ヘッダー」「サイドナビゲーション」「フッター」に切り分けましょう。

まず、ヘッダーとサイドナビに表記すべき項目ですが

1、店名、サイトの特長などが一見してわかるような看板
2、商品カテゴリー
3、買い物に付随する情報
  (店舗情報、お問い合わせ先、送料、支払い方法などへのリンクや画像など)
4、キャンペーン等、販促関連情報

の4つが基本です。
その他、ストア内検索の窓をヘッダーやサイドナビに配置することも多いですね。
この際、注意していただきたいのは「それぞれの情報群をひとかたまりにする」ということです。

極端な例ですが、サイドナビゲーションに枠囲いやカラーの変更など無く「商品カテゴリー」と「支払い方法」などがズラズラと並んでいたら、非常に見にくいものになってしまいます。

また、支払い方法や配送、ギフト対応、問い合わせ先、などの情報はユーザーにとっては非常に重要な情報になります。
もっとも単純なシステムの使い方をすると、Y!で用意されているインフォメーションページへのリンクを貼る形になりますが、ユーザーにとってみれば自分の希望する支払い方法があるかどうかなど、イチイチ別のページに飛んで確認するという作業をしなければならず、ストレスになります。
もちろん詳細は、infoページに記載しなければなりませんが、ある程度の内容はフッターなどに記載しましょう。

infoページへの移動を避けるためにtargetを_blankなどにするのは絶対に避けてください。
ユーザーがツールバーなどをブラウザにインストールしてポップアップブロックをしていると、肝心のページが見れませんし、レギュレーション上も、またWEBスタンダードの観点からも良くありません。


さて、ヘッダーとサイドナビゲーションの上部は一番ユーザーの目につきやすいところです。
この部分に、販促バナーを貼るなど回遊率を高める工夫をする必要があります。
ただし、サイドナビの上部にバナーを貼りすぎると、肝心の商品カテゴリーがスクロールしないと全く見えないということも考えられます。
あまりにもバナーが多いのは、かえってユーザーを迷わせます。

販促、移動のしやすさ、必要な情報の見つけやすさ、の3点をうまくバランスすることが大事です。

●Y!ショッピングで売る基本の「キ」その2

前回のエントリーで基本の概要を記載しました。今回から何回かに分けて、初歩的なチェックポイントを記載します。
まずはご自身でサイトのチェックをしてみてください。

ポイント1 「カテゴリー」は正しくわかりやすいか?

デザイン面はちょっとあとまわしにして、まずストアのカテゴリー分けをチェックしてください。
チェックするのは「店舗内カテゴリー」と「Y!path」です。

どちらも「ユーザーが迷わず目的の商品に行き着ける」ことが最重要です。

簡単なようで、意外とできていない店舗さんが多いものです。
Y!pathの方は、すでにカテゴリーは切られていて、あとはどこに入れるか?というだけの問題ですから扱い商品によっては全く迷わないものもあるでしょう。
しかし、店内のカテゴリーは自分たちで決めていかなければいけません。

・どういう商品があり、それらを分類するためにはどいういうカテゴリーが必要か?
・カテゴリーの名称をどうするのか?また、それぞれの商品をどのカテゴリーに入れるのか?
・カテゴリーの並び順はどうするのか?

単純なようですが、上記3つは熟慮が必要です。
店舗運営者は自分の扱っている商品を熟知しています。と、同時に一種の先入観ができてしまっていることも多いものです。
自分がわかっているのだからユーザーもわかっているハズ、という思い込みですね。
やっかいなことに、これは第三者から指摘されないとなかなか気がつかないものです。

一番良いのは、一種のベンチマークではないですが、ショップ運営に携わっていない第三者に「これこれの商品を探してくれ」と依頼して、すぐに探せるかどうか試すことです。(もちろんストア内検索を使ってはダメです)
これで、その人がどのカテゴリーにあるのか迷ったり、違うカテゴリーをクリックしたりしたら、店舗カテゴリーの設定、または、そのカテゴリーの配下に入れている商品がオカシイということになります。

ユーザーはある種の先入観があるものです。
「この商品はこのカテゴリーにあるに違いない」
「このカテゴリー名の下には、こういう商品があるに違いない」
といった先入観ですね。

このユーザーの先入観とピッタリ一致したカテゴリー分けが「良いカテゴリー分け」「売れるカテゴリー分け」です。

ショップ運営者の先入観ではなく、ユーザーの先入観を押さえたカテゴリー分けをしましょう。