2006年04月25日

●Yahoo!ショッピング必勝サイクル

Yahoo!ショッピングの場合、いかに検索で上位表示されるかが勝負の分かれ目になります。
そういう意味では、独自ドメインに似た部分もありますね。

Yahoo!はご存知の通り1日12億5千万PVを越える驚異的な集客力があるポータルサイトですので、ショッピング検索も含めてYahoo!ショッピング検索結果で上位表示されるかどうかがもっとも売り上げを左右する要素となります。

検索で上位表示されると、ユーザー数はそれに比例して増加します。
それらのユーザーは商品の画像や説明文の抜粋を見て来店するわけですから非常に質の高い、購買に近いユーザーです。

YAHOO!は元々ポータル、メディアとしてスタートしていますので、その検索機能は非常にすぐれており、ユーザーの利便性が極めて高い上、ユーザーもオークションなどと似た作りのため、YAHOOの検索結果を辿るのに慣れています。

一方、YAHOOという名前の強大さ、また、有名テナントが多く出店していることなどから、店舗のブランディングは困難です。

ですので、いかに「YAHOO」という「釣堀」の中にいるユーザーを引っ張ってくるかが最重要項目になります。

そして、ユーザー数が増え、セールスが上がれば、さらに上位表示されて売り上げも伸びていくという好循環に入ることができます!

名づけて「Yahoo!ショッピング必勝サイクル」(笑)です。下図をご覧ください。

このサイクルに店を乗せれば、あとは螺旋状にセールスが増加していくのです。
もちろん、最初にこのサイクルに乗せるにはそれなりの工夫が必要です。
商材、ライバル店の動向、ユーザーニーズ、など多くの要素を考慮して、どこから切り込んでいくか。
そこが考えどころですね。


y-cycle.gif

2006年04月24日

●とりあえず備えておくべき本

国語の辞書を置いておくような感覚で、ネットショップ運営者の方にはとりあえずお手元に置いておいて頂きたい本ですね。「読む」とか「憶える」というより「辞書を引く」感覚で使えます。

HTMLタグ辞典
HTMLタグ辞典

2006年04月14日

●商品構成は、まず幅より深さ

ネットショップの魅力はなんといっても、その商品数の多さにあります。

作るほうは大変でも、ユーザーにしてみれば実店舗で数千の商品を比較するなんていう作業は物理的に不可能です。ネットで買う理由のひとつは、商品点数が多く比較検討も楽だということです。

とはいってもなかなか数万点の商品を掲載することはできません。

心がけていただきたいのは、まずは「幅」よりも「深さ」を追いかけてほしいということです。
もっともわかりやすく極端な例はアマゾンです。
今は色々なジャンルに広げていっており、商流も楽天に続いて2位の座を確保しています。

しかし、スタートは「本」だけでした。
その代わり、日本で流通している本はすべて入手が可能でした。
アマゾンで買えない本は、どこに行っても買えなかったわけです。

そこまでいければ完璧ですが、「ヒト、モノ、カネ」の制約でなかなかそこまでできるものではありません。
しかし、少なくともある一定のジャンルで「こんなモノまで売っているのか」という驚きや楽しさが無ければユーザーはなかなか購入してくれるものではありません。
どこでも売っているものなら、わざわざ送料や手数料を払ってネットで買う必要はありませんから。。

また、そこが実店舗に対するネットショップの優位点です。
実店舗は「地代家賃」というものがあり、しかも営業時間に制約がありますから、どうしても売れ筋商品のみを選択して陳列し、「坪効率」を上げる必要があります。

ネットショップの場合、極端にいえばサーバースペースの問題だけですから、これを「地代家賃」として考えると実店舗に比べてはるかに安価に商品を陳列することが可能です。
その為実店舗では不可能な「深い商品構成」の店舗を作ることが可能なわけです。

ですので、小規模な実店舗をお持ちの方が、そのままの商品構成でネットショップを開くと失敗する率がかなり高くなってしまいます。

受注発注方式、無在庫方式など仕入れ、在庫管理のシステムを整備してネットショップを開いてこそ勝機があります。

2006年04月12日

●売れないネットショップの作り方

ちょっと、皮肉っぽい内容ですが、実際に少なくない事例をあげてみました。
皆さんのお店、思い当たることはありますか?

■市場調査をしないで、とりあえず実店舗で扱っている商品でサイトを作りましょう。

競合調査もせず、価格比較検討もせず、とりあえずあるものを羅列しましょう。
何千も商品があれば、別ですが普通なら、面白くもおかしくもない、まず買ってもらえない店ができます。

■稟議、会議を沢山開いて新しいことをやる場合、役員さんのハンコが沢山必要なようにしましょう。

ネットショップはスピード勝負ですから、なるべく稟議稟議で新しい手が打てないようにしましょう。
特に役員さんが、上っ面しか小売のことを理解しておらず、他の成功サイトの上っ面だけしか見ていないようなケースならば、完璧!
amazonの社長だって、最初は自分で梱包作業をしていたなんていう事実を知らず、マーケティング理論だけ振り回してくれるよな役員さんで、しかも予算もロクにつけないようなら、言うことありません。
担当がいくらがんばっても、しっかり徒労に終わってくれます。

■クレームはほったらかしにしましょう。

クレーマーは、ある意味そのサイトに「期待」している部分があります。
ここでしっかりとした対処をしてしまうとお店のファンになってしまう可能性がありますので、通り一片の対処で済ませましょう。
クレーム1件につき、同じ不満を持っている人が9人いると言われています。(サイレントコンプレーナーと呼びます)
ですので、クレームの対処もロクにせず、さらに再発防止の原因追求などしてはいけません。


■タグを覚えずに、HP作成ソフトにおまかせにしましょう。

HP作成ソフトはそれぞれ独特のクセがあり、余分なタグを吐き出したりしてくれます。
これは、検索エンジン対策にマイナスに働いてくれ、上位表示されない原因になってくれます。
タグなんか覚えずにソフトにまかせっきりにしましょう。
2重3重にタグがかぶったり、論理矛盾が出たりしてロボットが迷ってくれること請け合いです。
特にデザインと内容を分離する、WEBスタンダードなんか無視しましょう。
そうすれば、絶対にユーザーが見ないような順位になってくれます。
また、できれば説明文はロクすっぽ書かないで、なんの工夫も無い画像などで商品ページを構成すれば最高に売れない店ができます。

■決済方法は自分たちの都合で決めましょう。

高額商品を扱っているお店などは、カード決済ができないようにしたり、分割やボーナス一括払いなどユーザーの利便性を無視して、「面倒くさくない」決済方法だけにしましょう。
売り上げも上がりませんし、決済処理も面倒なことはないので、毎日なにもやることがなくなってくれます。

■問い合わせはなるべく遅く返信しましょう。

ユーザーは問い合わせを入れて、その内容と共に返答速度でサイトの信頼性をはかります。
なるべく信頼されないようにメールは2日ぐらいあけてから返信しましょう。
ほったらかしにしておくのも良いですね。
大体のユーザーは怒り狂ってくれます。


と、かなり皮肉っぽいことを書いてしまいました。
しかし、多少なりとも思い当たるフシはありませんか?
上記の要素は非常に基本的な部分だけしか記載してありません。
この段階で、いくつか「そういえば・・」ということがあれば、すぐにツブしていってください。
上記の要素のひとつでも当てはまる項目があると、売り上げを伸ばすのが非常に困難になります。

不安に思われた方はどうぞ梵天丸までお問い合わせください。

2006年04月03日

●まずはユーザーであること・・

ネットショップを立ち上げたばかり、またはこれから立ち上げたい、というご相談を頂く中で「ショップの制作、販促以前の問題」と感じる問題があります。

それは、自分がネットショップをやろうとしている、または始めているのに自分自身の買い物は通常の実店舗でしか、ほとんどしたことが無い、または概ね実店舗でしている、という店長さんが意外と多いことです。

自分がネットショップを成功させようと思っているのなら、まず自分自身がネットショップのヘビーユーザーであるのは当然のことです。
ラーメンを食べたことが無い人がラーメン屋をやろうというのと同じだと思います。

今やネットでは買えないものは無いといえるくらい商品があります。

オリジナルドメインで、なんらかの形でカートがあるサイトで5万店舗、楽天市場、YAHOOショッピングで約2万店舗。なんでも売ってます。

普段の買い物を実店舗でしかしないで、どうしてユーザーの心理が理解できるネットショップが作れるでしょうか?サービスが展開できるでしょうか?できるわけがありません。
特にモールに入っていれば、いわゆる「有名店」の噂は耳に入るでしょう。
どこに秘密があるのか?どんなサービスをしているのか?梱包は?納期は?
買ってみなければわかりません。

会社のオカネでチョコっと買い物するような気持ちではダメですよ。
それこそ、家の食材から家具まで買える物は全部ネットで買うぐらいでなくてはユーザーの気持ちなんてわかりません。

せいぜいアマゾンで本を買うくらい、では自分でネットショップをオープンする「資格がない」といっても言い過ぎではないと思います。

皆さん、月にいくらネットで買い物をしていますか?
せめて、毎月数万円ぐらいは買い物をしてください。