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2006年12月18日

●なんでもある、はなにも無い

さて、ちょっと問題。

皆さん「自分の店は何で売れるのか」を一言で書いてみてください。

書けましたでしょうか?


以前60名ぐらいの店長さんたちに講演をさせていただいた時に
まったく同じ質問をしたことがあります。

「何故、売れるのか一言で言える方、挙手願います」と


結果

数名の店長さんが挙手されました。
10%以下。


挙手された店長さんは、すべて私が存じ上げている「売れている」お店の店長さん。


つまり一言で言えるような「強み」を構築できた店は売れるということです。


さて、最近ご相談を受けるケースで増えているのは「何を売っている店か良くわからない」状態になっているお店です。

もちろんカテゴリーを見れば、ナニを売っているのかわかります。
そういう意味では無く「何屋さんなの?」というお店ですね。


食品もあれば、雑貨もある。美容健康用品もあれば家電もある。


これだけを取り上げれば、何でも揃う良いお店のようですが、ちょっと考えてみてください。

「何でも揃う」というコンセプトにするなら、それぞれのカテゴリー全部が魅力的な品揃えである必要があります。
ワンストップで、いろんなものが買えるから便利なわけです。

Amazonは1000万商品あります。
本やCDの品揃えは最大レベルです。
だから魅力があるのです。

そんな品揃えが中小のショップで可能でしょうか?


結局どのカテゴリーも、他の店に負けている「負け組みカテゴリーの寄せ集め」になってしまうのがオチです。


少し極端な例ですが、あなたのお店が商店街の「お蕎麦屋さん」だったとします。
蕎麦の修行は積んでるわけです。

さて、周りには「行列のできる」ラーメン屋さんが沢山あります。
あなたのお店はそれほど流行っていません。

その状況で、あなたはラーメンをメニューに加えるという選択をするでしょうか?
ラーメンの研究を深くしたこともなければ、修行をしたことも無い。
そんな「蕎麦屋」でラーメンをメニューに加えたからといって
状況が打開できるでしょうか?


できるわけがありません。


それと、同じことをネットショップでやっていませんか?


あなたのお店は蕎麦で売れてこそ、強みが生かせ、土台が作られるのです。


こういうパターンにはまり込むと「売れない螺旋」をまっしぐらです。
ちょっと、食品に手を出して売れない。
じゃ、美容健康用品が売れているらしいからと、ちょっとそれに手を出す。
当然、それもダメ。

また次。。。


蕎麦屋の例にすると
さして美味しくもない、ラーメンやカレーライスをいたずらに増やす。
それならまだマシで、コーヒーを出し始める。
挙句の果て石鹸や、シャンプーを店に置く。
まわりには、それぞれ有名な専門店があるのに・・・


こういうお店は「何でもある」ようで、ユーザーから見たら
「何にも無い」お店なのです。


そんな状況に陥っていませんか?

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