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2008年06月02日

●有効な戦略が見つからないなら

前回のお話は抽象的すぎたのか、長すぎたのか・・
みなさんわかりにくかったかな?と反省しております。。

もっとも、そう簡単には出てきませんけど。
まったく何も思いつかない場合原因は、次のどれかです。

■問題点、機会点の書き出しに漏れがある。

■ユーザー目線で考えられない。

■本当になにもない。。。


上記のうち、「本当になにもない」という経験はありました。
これはイコール「ネットショップ運営の為の最低限のリソースが無い」
ということです。
つまり、「ページ作れません」「お金も全然ありません」「仕入れ先も
ありません」「本業があるんで1日数時間しか出来ません」なんかです。

この場合の選択肢は二つあります。
ひとつは、ネットショップを潰すという選択です。
もうひとつはネットショップを続けて赤字を垂れ流し会社を潰すという選択です。


そうでない場合は、いわゆる「ユーザー目線」が十分でない場合がほとんどです。

考えるのは「販売側」の人間です。「販売側」の都合は知り尽くしてます。
一方、戦略は「ユーザーにとってメリットのあるもの」でなければなりません。

すると、自然「それまでの販売側の常識」にとらわれてしまい、最初から可能性を無意識のうちに否定してしまいます。

そうならない為には「ユーザーとしての自分」と「販売者としての自分」を完全に切り分けないといけないんですね。


一例ですが、「配送は発送して翌日か翌々日に配送される」ことに疑問を感じられた方はいらっしゃいますか?
ユーザー目線で考えると、「注文したらすぐ欲しい」んです。
極論すれば、ピザのデリバリーぐらいが望ましい。

さすがに出来ないでしょう。

でも、どこまで出来るか、可能性を追求したでしょうか?
できない→「何故?」を繰り返していくことです。

実は上記の配送は4年前、私が店長時代に実践したことがあります。
某大手配送会社の課長さんとツメにツメました。
最初は「なにいってんですか」と全然取り合ってもらえなかったですが。

一応、東京からの発送だったんですが、都内と一部の隣接の県には当日配送までこぎつけました。
午前中の注文で在庫があるものは、その日の17時ぐらいにユーザーの手元に届きます。

結局、本格的に稼動させることは断念しました。
理由は、さすがに当時の配送レベルでは確実性に欠けたため、ユーザーに宣伝ができなかったこと。
さらに、繁忙期には全体オペレーションへの影響が大きく、常時安定してサービスを提供するのが困難だったこと、です。

目標である「継続的にカネを稼ぐ」に合致しません。
宣伝できなければ売り上げ増はホスピタリティ分しか計算できず、リピーター獲得程度のインパクトしか無かったからです。

失敗例では、ありますが「なんで、隣の街に届けるのに翌日じゃなきゃいけないんだ?」という疑問を持たなかったら、部分的にせよ当日配送はできなかったと思います。


この「できない」→「何故?」を繰り返していくことが戦略を見つける
重要な思考ステップになります。

当たり前のことを当たり前に受け流さない、というのはこのぐらいアホみたいなことも疑問に持つことから始まります。