« ライティング・・ | メイン | 船井総研さんと・・ »

2008年06月09日

●ユーザーから見た価値、お店の思う価値

なかなか、自社の競争優位を築くための戦略が見つからない、
という時に「充分にユーザー目線に立てていない」ということを
以前の日記に記載しました。

これはなかなか馴れないと難しいんですが、逆に言うと
だから売れない、とも言えます。
ユーザーの求めているものを理解できなければ、当然売れないですよね。

しかし、基本的にこの二つは対立してしまいます。

簡単な例では「価格」ですが

店舗にとって商品の価値観は、「自社のコストに適正と思えるマージンを乗せた金額がその商品の価値だと考える」わけです。
一方ユーザーは「その商品を持つことで得られるメリットを価値だと考える」わけで、全然相容れる要素がありません。


もう耳にタコができるくらい皆さん「付加価値をつけろ」と言われていると思いますが、それは上記のような理由ですね。当たり前ですが。

「コストにマージンを加えた価格」がユーザーにとって、価値が無い場合は売れません。
かといって価格は下げられない。
となると、「ユーザーが得られるメリット」を増幅してあげないと売れないという理屈です。

ユーザーにとっては仕入れがいくらだろうが、手間がどれだけかかろうがそんなことは一切関係ありません。
払う対価に見合うメリットを自分が得られるかどうか?
だけです。

またユーザーにとってのメリットとは、製品そのものだけではありません。
納期、手数料、支払方法など取引に付随するものすべてが対象になります。

よく「ホスピタリティをあげる」というのは、その部分でメリットを出して、ユーザーの価値観を高める手段となるからですね。

ごくごく当たり前のことかもしれませんが、この当たり前はビジネスでは業態やサイズに関わらず常に課題ですし、「仕入れがナンボで手間がどれだけなんてユーザーには一切関係ない」という意識を常にもっていると色々な部分でよい影響が出てくると思います。