2008年10月23日

●景気が悪い、を言い訳にするな・・と言ってましたが

正直、ここまで酷い減速をするとは思っていませんでした。

バブル崩壊後を凌ぐ景況感の悪化。

貿易黒字は85%以上の減少。
東証にいたっては今日は一時7000円割れの可能性まで。
上場企業の半数が業績を下方修正。

こういうときにモロに煽りを食らうのは中小企業。

日本の経済は、なんのかんのといっても「間接金融」で成り立っている
ので、銀行が貸し渋りを始めたら、もう連鎖倒産。

合併に次ぐ合併で、銀行の数が減っている分だけ余計厳しいでしょう。

ネットショップの場合「現金収入」というのがあるので、まだ
凌ぎ方はあります。

プロフィットが無くてもキャッシュがあれば会社は存続できます。
まずは、売掛金平均回収日数と買掛金平均支払い日数をシビアに
分析してみましょ。

支払い日数と回収日数に差があれば売上高の分だけキャッシュは手元にあることになります。理論上は。

これが逆ザヤだと、早晩資金ショートします。
今の状態ではおそらく銀行は借り換えにも応じなくなってくると思っていたほうが良いので、至急フローを見直しましょう。

2008年10月22日

●売れる【時期】にきちんと売る

モノには売れる時期というものがあります。

要因は、大きく「季節」「イベント」「流行・事件」ですね。

季節、というのはいうまでもなく四季。
イベントというのはバレンタインや中元、歳暮など。
流行や事件というのはマスメディアが取りあげたニュース。

皆さん、ご自分の扱い商材がどの時期に売れるかということは十分熟知していらっしゃることと思います。
ファッションなど、四季の変わり目毎に商機がある場合もありますね。

さて、問題はその時期を「最大限」に生かせるかどうか。

それはすべて準備にかかっています。

販促企画を決め、商材を選定して、マーケティングを立案して、
在庫を確保、オペレーションのシュミレーションをする。。。

などやることはヤマほどあります。

この準備が整っていれば整っているほど、「時期」の売上は伸びます。

小売の鉄則は「売れるときに売れるものをひとつでも沢山売る」ことです。「売れない時期」にもそれなりの努力は当然必要ではありますが、売れる時期に、余分に売るのに比べ極めて非効率です。

例えばファッションショーなんて、夏には冬物をやっています。
私がいた日本マクドナルドでも夏場の売上が高い海辺の店などは、
一生懸命夏に売りながら、一方ですでに翌年の夏の計画を立案しはじめています。

私がやっていたネットショップは6月の父の日がヤマなんですが、準備開始は前年の10月でした。

この準備期間は、目標売上に比例しれ長くなりますが、たとえ売上予測が低くとも、12月商戦の準備を11月に始めているようでは論外です。

段取り八分というのはまさに商売のためにあるような言葉。

景気は景気として、全速で飛ばしましょう。

2008年10月17日

●値上げラッシュの中

デニーズが値下げ発表をしていますね。
母体がデカイですから、体力勝負に持ち込むのか?という気もしますが、
もともと店内でのオペレーション工程が他社よりは多いので、原材料費の増加が利益を圧迫する比率は低いのかもしれません。

最近の値上げラッシュは凄まじく、今日は牛乳でしたね。

その他ぱっと思いつくだけでも

小麦粉(当然麺類)、マグロカツオ、ビール、温室系野菜・・
ガソリンもあがれば梱包資材もあがる。。

普通に運営してコストアップを売価に転嫁していては売上は下がる
一方。

生活防衛意識もモロに働いていますから百貨店も17ヶ月連続のダウン。

デニーズもタイミングを見ての発表か?と言われるのも当然なぐらい
絶妙なタイミングでしたね。


ネットショップの経営者さんも、この時期が、運営者の腕の見せ所でしょう。他社が漫然と値上げしているなら顧客を奪うチャンスともいえます。


コストカットのコツというほどではないですが

・まずはコストというコストをぜ〜んぶ洗ってみてください。
・コスト増はどうやっても免れません。だからといってヤケになって?
 一挙にそれをカバーするような施策を探そうとしても駄目です。
 余計絶望的になるだけ。数を出す商売ですからあっちで1円、こっちで
 5円、全部の費目を洗い出してみてください。
・仕入れ先のことも考えてみましょう。当然単純に「値上げしないで」
 なんて話が通るわけはありません。
 しかし、卸も厳しいのですから彼らの立場になって考えればそれなりの
 交渉ポイントが見つかるかもしれません。

なんか、とりとめもない展開になってしまいました。
本日はここまでで

2008年10月16日

●古典的だけど有効な法則

皆さんもAIDMAとかAIDCAとか、そういった法則の名前は聞いたことがあると思います。

これは、消費者の行動心理をステップごとにわけたもんです。
詳しい説明はわざわざここですることでもないと思うので省きます。

今はAIDCAのほうが一般的と言われています。
それだけ消費者の消費行動が慎重になっているということですが、
どうもネットに関しては、M(Memory)という要素がまだまだ強いように思います。

まぁ、MとかCを省いても
「商品を知る」「商品に興味を持つ」「商品を欲しいと感じる」「商品を買う」というステップは、今でも十分に通用するステップです。

販売促進策を打つ場合、その施策が「どのステップに対するものなのか」を意識するのとしないのとでは、効率がずいぶんと変わってきます。

確かに皆さん無意識のうちにやってはいるんですが、意識をしっかり持つことで、余分なことをしなくなります。

「商品を知らせる」ための施策なのか
「欲しいと思ってもらう」ための施策なのか

これは切り分けたほうが良い結果が出ます。

あれもやりたいこれもやりたい、というのは当然です。
しかし、「やることを選ぶ」よりも「やらないことを決める」ことのほうが難しく、重要だったりします。

これ、別に商売に限った話じゃないですけど。

2008年10月15日

●Yahoo!ショッピングまたも変なリニューアル

出店者の方はもうご存知だと思いますが、10/29予定で
Yahoo!ショッピングのカートがリニューアルされます。

ステップが短くなって見やすい感じはするんですが・・

なんと!

複数配送先指定機能が無くなる!

信じられません。。。


ギフト期に強いのがいまや唯一のアイデンティティのYahoo!ショッピングなのに、、
ユーザーは、5個カートに入れて、カートで5箇所に配送先を指定ということができなくなり、配送先ごとに商品ページで買わなければなりません。

時代逆行でしょう。

昨年秋のリニューアルで全体セールスを落として、今回またこれです。

リニューアルするたびに「売れないよう」に作り変えていくのは
いったいどうしたことか・・
社内体質からしょうがないのかな?とも思いますが、出店者はたまらないですね・・

2008年10月08日

●ネット関連のスキル

最近、ちょっと感じることですがネットショップの店長さんたちのスキルが全体的に落ちている気がします。

PCの性能はとんでもなく向上していますし、回線も今や常時の100mbが半ば当たり前。
外注業者もいくらでもいますから不自由は無いように感じるのかもしれません。

しかし。。

やはり、自分が直接作業をするか否かは別として「知識」として最低限のことは知っておく必要はあるのではないかと思います。
なかには、知識が無いと見るや法外な価格を請求する代行業者も残念ながらいるようで、ご相談を受けることもあります。

いくら回線が早いといっても平気で80kとか100kなんていう商品画像が
テンコ盛りだったり、不要なFLASHが使われているのは、やはりユーザーにはストレスになるでしょう。
HTMLタグもほとんどわからない、ではさすがにどうかと思います。

便利になったのは良いのですが、「軽く、速く、見やすく」という基本は変わりません。
同じ内容が伝わるならページは軽いに越したことはないです。

憶えているヒマが無い、というのは失礼ながら言い訳だと思います。
5年ほど前ならなにがなんでも覚えなきゃならなかったんですから。

2008年10月01日

●マック今更という気もしますが

マクドナルドのFC拡大 実は大規模リストラだった!?

というニュースがmixiに出ていた。

かつてアルバイト期間を含めると14年勤務していたので、「今頃なんでニュースに?」という気もする。
結局私は30歳にしてストレスでダウン。
医者に「一生薬を飲み続けて勤務するか、辞めるかどっちかですね」
と言われ退職した。

確かに過酷さは半端では無かった。
もう時効だから良いだろうが、1日の平均労働時間は多分14時間ぐらいだったと思う。
平均なので、ピーク期は2日で睡眠3時間あとは職場なんてことが、しょっちゅうだった。

しかも、「一生勤める間に一度着任するかしないか」といわれているグランドオープンに2度も着任するはめになった。
これは、もっともやっかいな着任で、オープン準備から店が落ち着くまでの約1ヶ月半は、まず休めない。
シフトもタイムテーブルもクソも無い。もう軍隊である。

これを10年間に2度経験する人間は当時でも珍しく、ウチは7代前に誰かが坊主を殺したのでは?と呪った。

ただ、当時は給料はものすごく良かった。
当時の社員の平均年齢は30代の前半で、平均年収は1.000万を超えていた。
社宅も完全借り上げのマンションで、家賃は全額会社もち。
まぁ、月に軽く100時間を越えるサービス残業も給料のウチか?という感じではあった。

だが、ものすごく勉強になったのは確かである。

ネットショップを立ち上げて、初年度から4年連続で楽天でSOYを頂戴したが、マックのグランドオープンに比べれば全然体も楽で、結果を出すのも簡単であった。

マックでは、マーケティングのイロハから顧客サービス、さらにはクレーム対応(これもハンパでは無い。税金を納めない某特殊自営業の方々の事務所に呼び出されたこともある、近隣の店長はラチられた)
損益計算書の分析まで20代で徹底的に叩き込まれる。
平社員が受ける最初で最後の昇進試験は、当時「世界の企業の中でもっとも難しい昇進試験」と、経済紙に書かれたぐらいだ。
私は受かるのに2年半もかかった。

しかし、そこで小売業の基礎を死ぬほど叩き込まれているので、今の商売が出来ていると思う。

良くも悪くもいろいろな経験をさせてもらったと思う。